No.208

#語彙トレ2026 01/28 - 羨望

「お前絶対いっぱい告白されたことあるだろ!? いいなああ! 俺もモテモテになりたい!」
 昼食中に唐突に向けられた羨望に、ユリウスは苦笑する。
「本気で告白してきたのは二人だけで、他はおそらく記念受験みたいなものです。だいたい僕の距離感で接していて本気になられても怖いだけですよ。実際二人は怖かったですしね」
 たった一人思い合える相手がいれば良いじゃないですか、と笑いかけると、レグルスは大慌てで「あいつはそんなんじゃないって!」と叫んだ。具体的なことは何一つ言っていないのに、すぐさまそんな反応が出てくる時点で、結論も出ているように思えるのだが。

創作